インタビューにご協力いただいた丸中倉庫運輸株式会社 代表取締役 中村敏夫さん
私たちコクヨロジテムが目指すサービスのカタチ、『感動納品』。(*1)
安全かつ円滑に、そして真心を込めて、コクヨ製品をお客様にお届けできる秘訣。
それは「パートナー会社」という、私たちコクヨロジテムと長年一緒に歩んでくださっている全国各地の協力会社の存在です。
ご注文いただいたお客様を想いながら、これまで学んだ商品知識、長年蓄積した多種多様なノウハウや
細やかな工夫を駆使してコクヨの家具製品が無事、お客様のお手元に届くその時まで 日々、奮闘してくださっています。
パートナー会社への独占インタビュー 第7弾は、丸中倉庫運輸株式会社です。
1985年 ㈱コクヨ東京ファニチャー 仙台配送センター(現在:㈱コクヨロジテム 仙台配送センター)の設立当初からお付き合いいただいており、品質を維持するために
施工業務を自社で完結される程、お客様への納品に対する意識が高く、
多くのお取引メーカーごとの特色を理解し、それぞれに合った業務をご提供されている会社です。
中村社長が目指す「これからの物流の仕事」、そしてコクヨロジテム 仙台配送センターの駐在員:石垣課長やドライバーの皆様に「日々の仕事に対する心掛けや姿勢」、「コクヨロジテムの印象」について語っていただきました。
(*1) 『感動納品』…私たちコクヨロジテムが目指す空間価値を実現するコクヨの商品をお客様にお納めする際にありたい姿を象徴する言葉です。
<企業情報>
社名:丸中倉庫運輸株式会社
設立:1961年
社員数:77人(令和3年10月現在)
本社所在地:宮城県仙台市若林区大和町4丁目10番1号
Q. 御社の事業内容について、教えてください
(中村社長)
昭和37年から事業を開始し、倉庫業から運送・不動産と今年で創業60年になります。
特に運送業は特に力を入れてやってきました。
働き方改革の一環でオフィス家具は、リビングライクなものを取り入れるのが最近の主流になってきたと感じています。
今度、社屋の建て替えを検討しているのですが、だんだんオフィスに対する考え方が変わってきましたよね。
当社は80人程の社員が勤務していますが、この業界では「現地に足を運んで、実物を見ての仕事」がほとんどですが、今後は配送センターなどの現場勤務者のテレワークなど、これまでは難しいと思っていた働き方でも社会情勢にあった事務所作り・社員の働き方を検討していかなくてはいけないと考えています。
Q. 御社が力を入れられている取り組みはどのようなことでしょうか?
(中村社長)
物流業界の競合他社と差別化することが、この業界で生き残っていくために必要なことだと考えています。
当社で差別化を図れることと言えば、コクヨのお仕事ですね。
オフィス家具・什器の組立という分野で様々なことを勉強させていただいております。
2016年に発生した九州での地震の際、弊社の社員を九州へ派遣しました。
2011年の東日本大震災を経験している私たちだからこそ、チームワークと施工技術、そして当時の知恵が活かせると思ったからです。
でもやはり地域が違うだけで、施工作業一つにしてもそれぞれのやり方があるのが現実です。
このような「差」を全国で統一させることが出来るなら、事故や破損は起こらないのかも知れません。
同業だけではなく、違う業種同士で意見交換会などやってみたら、何かヒントが得られるのかも知れないですね。
Q. 安全に対する意識が高い御社ですが、具体的な取り組みのエピソードをご紹介ください。
(中村社長)
安全面に対しては、特に気を遣っています。2020年に構内へ車載カメラ付きフォークリフトを2台、導入しました。
事故の証拠だけでなく、事故原因を特定することで再発を防止すること、社員の安全を守る為、安全対策の一つとして考えています。常に安全な職場環境、安全な作業現場をつくるための意識が必要な仕事だからこそ、費用を惜しまず対策を進めています。
(石垣課長)
ヒアリハット(*2)や危険予知トレーニング(*3)を月に1度は実施しています。
当たり前のことなんですけどね。実施することが安全に作業することに繋がっていると思っています。
(*2)重大な災害や事故には至らないものの、直結してもおかしくない一歩手前の事例のこと。
(*3)作業や職場にひそむ危険性や危険要因を発見し解決する能力を高める訓練のこと。
コクヨロジテム 仙台配送センターにて共配業務の配車担当をされている 課長 石垣貴祐さん
石垣さんの温厚で頼りがいのあるお人柄は、コクヨロジテム社員にとっても、大変頼りになる存在だそう。
Q. 普段御社がお仕事をされている上で、配慮されていることはありますか?
(石垣課長)
弊社の管轄エリアが東北エリア全部なので、納品時間に間に合う様に配車を組めるように気を付けています。
間に合わない時はメンバー同士が助け合って、最終的に全員で作業する時もあります。
一番大切にしていることは、お客様へ訪問した際に第一印象が良くなるように、接客態度や身だしなみには特には気を付けています。
Q. 御社はどのような雰囲気の中でお仕事されていますか?
(石垣課長)
何でも言い合え、相手のことを気遣えるような関係性が築けている会社だと思います。
社長にも仕事の相談が出来たり、プライベートの話で笑い合ったり・・・話しやすいんですよ(笑)
年齢関係なく、会話が出来る環境で働きやすい会社だなと思っています。
丸中倉庫運輸株式会社 ドライバーの皆様
Q. 御社からご覧になって、コクヨロジテムとはどのような会社ですか?
(中村社長)
コクヨロジテムの皆さんは職人気質なイメージが強いです。仙台配送センターの皆さんを見ているとそう思いますね。
“コクヨ”という看板を背負って仕事をしているからこそ、その信頼を守る為、真摯に仕事に向き合う人財を育成されている、そんな姿が印象的でした。事故を防ぐ為には、時にはピリッとした空気は必要ですから。
(石垣課長)
仲が良い、何でも言い合える雰囲気の会社だなと思います。
良い雰囲気の中でお仕事させてもらっているなと感じています。
Q. 今後、御社としてチャレンジしたいことや目標を教えてください。
(中村社長)
社員と懸命に事業を続けてきて、早いもので60年やってきました。
「商品を安全にお客様の元にお届けしたい」という気持ちは、コクヨロジテムの皆さんと同じです。
今までいろんなことを一緒に乗り超えてきました。人が大切になる仕事ですが、これからも一緒に安全第一に頑張っていきたいと思います。
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