私たちコクヨロジテムが目指すサービスのカタチ、『感動納品』。(*1)
安全かつ円滑に、そして真心を込めて、コクヨ製品をお客様にお届けできる秘訣。
それは「パートナー会社」という、私たちコクヨロジテムと長年一緒に歩んでくださっている全国各地の協力会社の存在です。
ご注文いただいたお客様を想いながら、これまで学んだ商品知識、長年蓄積した多種多様なノウハウや細やかな工夫を
駆使して コクヨの家具製品が無事、お客様のお手元に届くその時まで 日々、奮闘してくださっています。
パートナー会社への独占インタビュー 第3弾は、多摩運送株式会社の皆さんです。
代表取締役社長の齋藤様はじめ、3名の従業員(賀来さん・菊地さん・高橋さん)にもご参加いただき、
「人と人とのつながり」を大切に、団結力で真面目に取り組む強みとともに、「印象に残った現場エピソード」や「自社での安全への取り組み」、
そして私たちコクヨロジテムと一緒に実現する「感動納品(*1)へのチャレンジ」について、熱く、実直に語っていただきました。
(*1) 『感動納品』…私たちコクヨロジテムが目指す、この空間価値を実現するコクヨの商品をお客様にお納めする際にあるべき姿を象徴する言葉です。
多摩運送株式会社 グループ紹介動画 動画はこちらから
「社員同士の信頼関係、団結力が自慢です!」 と笑顔でお答えいただいた齋藤社長
Q. 御社の「社風」や「事業運営のモットー」を教えてください
A. (齋藤社長)
弊社の創業は、1949年(昭和24年)9月で、元々は戦前の旧・食糧配給公団が、戦後の事業停止にあたり、
多摩地区の配送部門が独立してできた会社です。旧・食糧配給公団より車両等、設備関係の払い下げをうけて、米の輸送を主力に
従事してまいりました。おかげさまで昨年2019年9月に、創業70周年を迎えることができました。
事業内容の主力は、建設設備、機械関連、放送機器等の機械製品の輸送です。
特に機械製品は防衛装備品などの特殊製品や、工作機械などの重量物、半導体製造装置の超精密機器など、
輸送・搬入に特殊な技術や器具を用いた物流が得意としています。それに特化した人材・輸送機器を有するのも弊社の特色ですね。
他にも、倉庫を中心にした3PL業務(*2)も行っており、世界的にも有名な歯科材料の倉庫への保管、出荷や、
スーパーの配送センターとのフルスペック配送や、多くの商業施設・事務所・工場等の移転業務も担っています。グループ全体で13社、1,200名の従業員にて頑張っています。
(*2)3PL:third party logistics の略称
最も効率的な物流戦略の企画立案や物流システムの構築を荷主企業から包括的に受託し、荷主企業に代わってサプライチェーン全体の最適化を実施すること。
Q. 御社の「社風」や「事業運営のモットー」を教えてください
A. (齋藤社長)
一言で表現するならば「生真面目」ですね。派手さを求めず、コツコツと真面目に対応する社風ですね。
事業運営のモットーとして、経営理念にも掲げている「3つの責任」があります。
「社会への責任」・「荷主への責任」・「従業員とその家族への責任」、この3つの責任を全うしようと全社で取り組んでいます。
近江商人の「三方よし」の精神に近い想いがありますね。
Q.御社の「強み・PRポイント」を教えてください
A. (齋藤社長)
社員同士の「上司・部下の分け隔てない、フラットな信頼関係」から仕事で素晴らしい「団結力」が発揮されるところです。
1,000名を超える会社ですが、非常にフラットな信頼関係を築けていて、何でも話せる、楽しい雰囲気ですね。
社内イベントも多く開催しているので、一緒に食事をして会話をすることで築かれる社員間の信頼の絆、心の温かさは
これからも大切にしていきたい弊社の強みだと思います。
「生真面目」な気質は、元々が配給公団だった、ということもあり、真面目に、バブルの時も浮かれずに、
とにかく堅実な経営で進めてきた歴史、弊社の経営理念も含めて、社員に深く根付いていると感じています。
Q.御社の「社風」をよく表れるエピソードがあれば、教えてください
A.(賀来さん)
「社内イベントの多さ、賑やかさ、そこから生まれる社員間の温かい雰囲気」でしょうか。
実は、私を含めた数名が仕事の合間に、社員の交流イベントを指揮する役割も担っています。
昔からイベントの案内、参加の声掛けにも、上席の社員でもとても温かく、フラットに受け止めてくれて、楽しく参加してくれます。
そんなアットホームな雰囲気、団結力は、現場でも表れるので、コクヨロジテムの皆さんにも感じていただけているのでは、と思います(笑)
「熱く語り合えるコクヨロジテムの皆さんとはこれからも強いビジネスパートナーでありたい」とパワフルに語る、ロジエンジニア部長の賀来さん。
Q 賑やかに開催される社内イベントが多数ある、とのことですが、イベントでの社員の皆さんの雰囲気は?
A.(賀来さん)
本当にワイワイと賑やかで楽しいですね。新型コロナウイルスの影響で社員が集まるイベントは開催できていませんが、
管理職対象、全社員対象など色々な場面で、社員が集まって顔を合わせて話す機会が非常に多い会社なので、
その場で築き上げられる社員同士のコミュニケーションが仕事にも活きている、と感じています。
今はコロナ禍で開催できないので、非常に寂しいですね・・・。
Q. 社内イベントは「社員の皆さんのアイデア」ということでしたが、周年イベントはテーマパークでも開催されたそうですね。
A. (齋藤社長)
はい、そうなんです。10年ほど前の「創業60周年イベント」を有名なテーマパーク(東京ディズニーリゾート)で開催しました。
社員やご家族にも大好評でして、「次(創業70周年)も、是非ここでやりたい!」とたくさん声が挙がりましたね。
昨年の70周年イベントは、ショーベースを何回か貸し切って、社員とそのご家族1,500名ほどに喜んでもらえて嬉しかったです。
首都圏以外エリアでは、ホテルでのパーティになりましたが、各地でアイデアを出して、タレントさんやマジシャンの方に来ていただいたり、と色んな演出があり、みんなに楽しんでもらえたのはとても良い思い出ですね。
Q. 社員の方の活発なアイデア出しは、他にどのようなところに活かされていますか?
A. (齋藤社長)
弊社で非常に活発に行われている「QC発表会(*3)」ですね。
年2回(4月・10月)開催される社内イベントなのですが、安全や品質の重要性を社員と学びます。
特に10月の秋開催分のQC発表会は、終了後にホテルで懇親会を開き、勤続年数の表彰等、みんなで頑張りを称える場なんです。
(*3)QC発表会:多摩運送様で昭和59年から開催している、社内での品質管理の発表会
Q. 団結力を築く教育のあり方はどのような工夫をなさっていますか?
A.(賀来さん)
私たちがコクヨロジテムのみなさんとご一緒させていただく仕事では、人からの人へ「知識・技術・気づきの視点を伝える仕事」が多く、
「マニュアル化・定型化できる仕事ではない」ですから、現場で見て・触って、育成していくことこそが、教育ですね。
1つとして同じ現場はないですし、社員による個人差もありますから、その場で一緒に気づき、学んでいくということが多いです。
「気づきを共有し、一緒に学び、スキルアップを目指す」・・・
商品の取扱方法やメンテナンス、必要な技術、知識は先輩から後輩へ、そして一緒に考えるのも大切な人財教育
(齋藤社長)
会社として「個性」を大切にして、型にはまった教育はしない考えです。
だからこそ現場を大切に、現場で感じたことこそが財産だと考えていますね。会社の基本姿勢としては、「安全」についての意識・教育を
徹底し、社員に向けた強いメッセージとし「日本1の安全」を打ち出しています。だからこそ年2回、これまで100回近くQC発表会を
開催して、熱心に取り組んでいます。会社としてはまずは安全への徹底は、社員のみならず、社会への責任だと考えていますね。
<後編>に続く
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